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西多摩建設業協会について
理事長挨拶

平成22年に新体制でスタートを始めた当組合でありますが、皆様のご協力とご支援をいただき、お陰さまでなんとか順調な滑り出しが切れたものと感謝いたしております。

また一方で組合とは逆に、相変わらず建設業界の経営環境は後退の一途を辿っており、悪かった平成22年以上に今年はさらに、官民合わせての建設投資額が40兆円割れになると研究予測も出ています。

このように我々建設業界をとりまく環境は長期的下落傾向が続くものと覚悟しておりますが、地域社会基盤の整備は重要な国力の支えであり未来への投資でもあり意識や形は変わっても未来永劫無くなることはありません。

確かに企業が生き残っていくためには徹底して事業の在り方を見直し、競争力を高めていくには競争するしかないと思いますが、その中でも我々建設業界としては価格に偏らない競争をぜひとも訴え続けていきたいと思います。

私は学生時代にラグビーをやっていました。どんなに激しい試合でも終わればノーサイドで敵も味方も無くなりますが、組合員同士でこれだけ激しく価格だけのダンピング競争を行っているとく終え機事業活動に心の余裕を持って取り組むということが難しくなってくると思います。西多摩の安全・安心な「まちづくり」は西多摩建設業協会員が行っているということ、昨今の異常気象による災害対応の担い手として、西多摩の災害復興は我々なしでは成し遂げることは 出来ないということを地域の皆様、発注者の方々にしっかりと認識していただけるような積極的なPR活動を行い、価格だけで選択されない建設業界を作り上げることが当組合が存続していくために、最も必要だと考え実行していきます。

私を含め若く経験の浅い理事・委員たちですがチームワークもよく前向きなメンバーばかりですから、本年もスピード感を持って組合運営に当たる所存でございますので、引き続き皆様のご指導ご鞭撻をお願い申し上げますとともに、会員各社のますますのご発展とご健勝を祈念申し上げて、ご挨拶とさせていただきます。

西多摩建設業協会 理事長 細沼順人


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